普段は Mac, Linux がメインなのですが、NetBSD もたまにデスクトップ機として利用 するので、初期設定手順をまとめ。
Console 設定, キーリマップ
Caps と Ctrl キーを入れ替えます。お約束。
# wsconsctl -w encoding=us.swapctrlcaps
# vi /etc/wscons.conf # 同様の設定を入れる
キーリピートを速くします。標準では遅すぎる。値は好みで。
# wsconsctl -w repeat.del1=300 # リピートが始まるまでの時間
# wsconsctl -w repeat.deln=40 # 反復間隔
# vi /etc/wscons.conf # 同様の値を入れる
pkgsrc をインストール
xx, y は次期に応じて変える。例 :2012Q1
# cd /usr
# cvs -q -z3 -d anoncvs@anoncvs.NetBSD.org:/cvsroot checkout -r pkgsrc-20xxQy -P pkgsrc
最新の状態に更新する場合。リリースタグを利用したいなら不要。
# cd /usr/pkgsrc
# cvs update -dP
grub のインストール
grub をインストール。デフォルトでも良いのだけど、安心したいから。他の OS とデュ アル・トリプルブートに設定することが多いので必要を感じて入れている場合もある。 もちろん Linux 側からインストールしても OK。
# cd /usr/pkgsrc/sysutils/grub
# make install
# /usr/pkg/sbin/grub-install '(hd0)'
# vi /grub/menu.lst # 適当に設定
X の設定
# X -configure
# cp /root/Xorg.conf.new /etc/X11/xorg.conf
ウィンドウマネージャは普段は twm を利用しているので、何も入れない。
日本語フォントとして efont を使う。スグレモノフォント。
# cd /usr/pkgsrc/fonts/efont-unicode
# make install
xorg.conf に FontPath を通す。
FontPath "/usr/pkg/lib/XZ11/fonts/efont"
urxvt と zsh
ターミナルエミュレータとして rxvt を利用。Unicode 対応な urxvt をインストール する。zsh はマルチバイト対応な zsh-current をインストール。
# cd /usr/pkgsrc/shells/zsh-curren
# make install
# cd /usr/pkgsrc/x11/rxvt-unicode
# make install
日本語入力設定
日本語のインプットメソッド uim, anthy をインストール。
# cd /usr/pkgsrc/inputmethod/uim
# make install
環境変数を設定。.zshrc でも .xinitrc でも可。
export LANG=ja_JP.UTF-8
export LC_ALL=ja_JP.UTF-8
export LC_CTYPE=ja_JP.UTF-8
export XMODIFIERS=@im=uim
export GTK_IM_MODULE=uim
exec uim-xim &
exec uim-toolbar-gtk *
exec /usr/X11R7/bin/twm
所感
昔は FreeBSD を使っていたのだけど、Mac, Linux, NetBSD だけになってしまった。 NetBSD は実装が綺麗なのでスーッと入っていけるので好き。ただ、source からのビル ドは時間が掛かるので、git や chef, puppet 等の仕組みを利用してビルドする方法を 確立したいなぁと最近思ってる。