自宅ルータを Vyatta で構築してみたくなり、秋葉原の ark でマシンを調達しました。 Broadcom の BCM57780 チップが搭載された NIC がマザーボード J&W MINIX™ H61M-USB3 だったのですが、Vyatta.org によると Broadcom の NIC が Certificated Hardware に載っていなくて心配でした。まぁ定評のある NIC メーカだから動くだろう と楽観視していたのですけど、案の定動きました。vyatta.org の Certificated Hardware にコミットしたら “user tested” として掲載してもらえました。
http://www.vyatta.org/hardware/interfaces
こんな感じに見えています。
# dmesg | grep Broadcom [ 3.284646] tg3 0000:03:00.0: eth0: attached PHY driver [Broadcom BCM57780](mii_bus:phy_addr=300:01) [ 3.524122] tg3 0000:05:00.0: eth1: attached PHY driver [Broadcom BCM57780](mii_bus:phy_addr=500:01) 今回は、基本的な設定 (PPPoE, NAT, DHCP) 周りを記していきます。
環境は…
+--------+ | Modem | +--------+ | | pppoe0 +--eth0--+ | vyatta | +--eth1--+ | 192.168.1.0/24 +----------+ | |192.168.1.10 +--------+ +--------+ | CPE | | DNS | +--------+ +--------+ として記します。
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今週/先週?、Hacker News で取り上げられた Mosh を自宅 と会社で使い始めた。SSH 代替なソフトウェアで、SSP (State Synchronization Protocol)over UDP で動作している。MIT が開発したそうだ。
動作は、クライアントがシーケンス番号と共にデータグラムをサーバに送信し、同期し 続ける。クライアントがローミングし IP アドレスが代わる等した時、以前より大きい シーケンス番号と共に正当なパケットが送信されたとサーバが認識した場合のみ、サー バは新しいソース IP アドレスを新たなクライアントだと認識する。もちろん、この場 合のローミングは NAT 越しの IP 再アサイン時やクライアントのネットワークインター フェース切り替えやノート PC を新たな無線アクセスポイント配下へ移動した場合も同 様に動作する。めちゃ便利やん。Mosh は SSP を2経路持ち、1つはクライアントからサー バへユーザの打ったキーの同期を取る。もう一方はサーバからクライアントへで、スク リーンの状態をクライアントへ同期を取るためだ。
つまり、ノート PC やその他モバイル機器の IP アドレスが変わったとしても接続性は 担保され、また ノート PC のスリープ解除後にも接続性は確保され続ける。また、UDP で動作しているので、フルスクリーンの vim や emacs 等での再描画の遅延等も起こり にくそうだ。あと Ctrl-C 。TCP だと、キータイプがサーバプログラムに伝わらない状 況はプログラムプロセスが混雑しているとよくあるのだが、SSP over UDP での Ctrl-C はそういうことが無いそうだ。
また、認証機構は SSH に任せているので sshd は引き続き稼働させておく必要がある。 mosh は接続する先のユーザが一般ユーザ権限で動作させるプログラムでしかない。つ まり mosh daemon は必要ないようだ。
実際にインストールしてみた。Mac の場合、homebrew で
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ノート PC を購入するといつも Debian Gnu/Linux sid をインストールするのだけれど も、X Window System や InputMethod をインストールして利用し始められるところま での手順っていつも忘れる。メモとしてブログに載せておきます。
console 上での ctrl:caps swap 設定 取りあえずこの設定をしないと、何も操作出来ない。Caps Lock と Control キーを入 れ替える設定です。
/etc/default/keyboard を下記のように修正
XKBOPTIONS="ctrl:swapcaps" 下記のコマンドで設定を反映。
% sudo /etc/init.d/console-setup restart sid の sources.list 設定 Debian Gnu/Linux をノート PC にインストールする時は必ず sid を入れます。新し目 のソフトウェアを使いたいから。
deb http://ftp.riken.jp/Linux/debian/debian/ unstable main contrib non-free deb-src http://ftp.riken.jp/Linux/debian/debian/ unstable main contrib non-free 下記のコマンドで dist-upgrade
% sudo apt-get update % sudo apt-get dist-upgrade iwlwifi のインストールとネットワーク設定 買うノート PC はいつも ThinkPad。大体 intel チップな Wi-Fi モジュールが搭載さ れているので、iwlwifi を使う。
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Carbon な API は排除していくべきと Apple も言っているようですし、自宅も会社も Cocoa な emacs を使うようになりました。
その手順を書いていきます。
ソースとパッチでビルドも出来るのですが、homebrew 使うとメチャ楽なので今回はそれを使います。 homebrew は公式サイトに詳しいことが書いてありますけどインストールがワンラインで済みます。 あと、事前に AppStore で Xcode を入れてください。
% /usr/bin/ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.github.com/gist/323731)" だけです。
そして Cocoa な emacs インストール。
% brew install --cocoa emacs % sudo mv /usr/local/Cellar/emacs/24.1/Emacs.app /Applications/ 以上です..。簡単すぎる。先人たちのおかげですね。
次は時間見つけて anything.el のことを書こうかなぁと思ってます。
参考 URL : http://mxcl.github.com/homebrew/
2012年2月6日、西新宿にある株式会社ニフティさんで行われた “OpenFlow 勉強会” に参加したので簡単なレポメモを書いておきます。
まずは OpenFlow の基本動作。
メッセージの切り出し ハンドシェイク コネクションの維持 スイッチから送られてくるメッセージへの応答 構成は
OpenFlow コントローラ, スイッチから成る コントローラは通信制御 スイッチはフロールールをコントローラに問い合わせ通信を受け流し(packet/frame 転送) コントローラは L2 - L4 フィールドを見て制御する そしてコントローラ、スイッチは各社・団体から提供されている。今月も Nicira Networks さんが自社システムの構成を抽象的ではありますが公開され、HP さんも OpenFlow 対応スイッチを12製品ほど発表されました。
コントローラの種別、
Beacon (Java) NOX (Python) Ryu NodeFlow Trema (C/ruby) Nicira Networks Big Switch Networks Midokura NTT Data スイッチの種別、
cisco nexus 3000 IBM BNT rackSwitch G8264 NEC Univerge PF5240/PF5820 Pronto Systems 3240/3290 HP 3500/5400 HP OpenFlow 化 firmware Reference Implementation (Software) Open vSwitch (Software) NEC さんの PF ほにゃららは、GUI なインターフェースと API を持った製品で OpenFlow 1.0.0 仕様に準拠。スイッチ25台までを管理するコントローラ。価格は、コントローラ : 1000万, スイッチ : 250万 だそうです。スイッチ25台はあくまでもソフトリミットらしいです。
...
MS Windows なツールを使う方法だったり、vmlinuz, initrd をファイラーでコピーしたり、何故かいつもインターネットで調べると USB スティックを利用した debian のインストール方法が’面倒’, ‘不確か’ なので、忘れないようにメモ。
手元に linux 端末用意して、USB スティック挿す。
% wget ftp://ftp.jp.debian.org/pub/Linux/debian-cd/6.0.3/amd64/iso-cd/debian-6.0.3-amd64-netinst.iso % sudo cat debian-6.0.3-amd64-netinst.iso > /dev/sdb # 挿した USB スティックのデバイス名 で終わり。
ただ弱点があって、フルイメージの iso は利用できないでの、今回みたいに netinstall だったり businesscard な iso を利用しかない。 他のディストリビューションもだけど、インストールする環境はネットに繋がっていないと不都合があるって時代だからいいかなぁ。
一方、Ubuntu Server は賢い子なので 公式サイト に行くと USB スティック用の iso がダウンロードできたり iso を焼く環境に合わせて手順まで教えてくれる…。